久保田展弘 著
日本の宗教史に正しく位置づけられなかった修験道が、なぜいま問われるのか。それは実践宗教のもつ生命の息吹きに、宗教の根源のあることを気づきはじめたからではないのか。山に篭り、山を駈ける行(ぎょう)の世界は、無言のうちに、現代にもっとも緊要な生命観・宇宙観を提示している。修験道には、日本人の神信仰・神仏習合の宗教世界を解く鍵が秘められ、それは宗教が生命の問題であることを教えてくれる。
「BOOKデータベース」より
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