学問の方法

ヴィーコ [著] ; 上村忠男, 佐々木力 訳

近代ヨーロッパ諸学を支配してきたデカルト的方法に対し、最初に全面的批判を展開したのがヴィーコ(1668‐1744)である。共通感覚・創造力・レトリック等を重視する彼の思想は、学問のあり方が根底から問われつつある現代に、学問論、科学論・教育論としてあらためて重要な問題を提起する。原題「われらの時代の学問方法について」。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 講演の構成
  • 2 諸科学の道具から得られるわれわれの学問方法の利点
  • 3 新しいクリティカの不都合
  • 4 幾何学の方法が自然学に導入されることによる不都合
  • 5 解析について(機械学との関連における)
  • 6 われわれの学問方法は医事にいかなる不都合をもたらすか
  • 7 われわれの学問方法がそれの目的と関連して道徳と政治の学および雄弁にもたらす不都合
  • 8 詩作について
  • 9 キリスト教神学について
  • 10 賢慮に属する諸主題について技法集が編まれていることの不都合
  • 11 法賢慮について
  • 12 芸術作品の最良の手本について
  • 13 印刷について
  • 14 大学について
  • 15 講演の結論

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 学問の方法
著作者等 Vico, Giambattista
上村 忠男
佐々木 力
ヴィーコ ジャンバッティスタ
書名ヨミ ガクモン ノ ホウホウ
書名別名 De nostri temporis studiorum ratione
シリーズ名 岩波文庫
出版元 岩波書店
刊行年月 1987.7
版表示 第2刷
ページ数 229p
大きさ 15cm
ISBN 4003367219
NCID BN01280564
BN12023009
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
87049829
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想