教育改革の9割が間違い

諏訪哲二 著

ゆとり教育をはじめ、過去、文科省によって決定されてきた教育改革は、度々失敗に終わっている。その原因は、理論上の正しさばかりを重視し、実践までを考慮に入れていない点にある。教育現場で子どもに向き合う教師たちは、戸惑い、苦しみながらも、より良い教育のために奮闘してきたのである。本書では、教育における四つのちから-「行政のちから」「教師のちから」「民間のちから」「子どものちから」の動きを大切に考えて、学校教育における本質的・構造的な問題点を見ていく。2020年の教育大変革で同じ過ちを繰り返さないために、いま向き合わねばならない。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 アクティブ・ラーニングは日本の教育を変えるか(教育は"正論"ではうまくいかない
  • 能動的学習と学力の向上は別ものである ほか)
  • 第2章 教師は「個性」を鍛えよ(すべての教師は自信過剰である
  • 教師は何を教えているのか ほか)
  • 第3章 学校教育を揺るがすちから(「学力第一主義」が危ない
  • 教師と子どもは対等なのか ほか)
  • 第4章 教師はいかにして権威を失ったか(学校のセンセーはえらい-農業社会的近代
  • 「卒業したい」からいうことを聞く-産業社会的近代 ほか)
  • 第5章 「子どものため」は教師の驕りである(K女子高校での英語の授業
  • 「プロ教師の会」でいい続けたこと ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 教育改革の9割が間違い
著作者等 諏訪 哲二
書名ヨミ キョウイク カイカク ノ キュウワリ ガ マチガイ
シリーズ名 ベスト新書 565
出版元 ベストセラーズ
刊行年月 2017.10
ページ数 207p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-584-12565-6
NCID BB24815757
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全国書誌番号
22962584
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言語 日本語
出版国 日本
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