いとも優雅な意地悪の教本

橋本治 著

意地悪は単なる悪口や暴力とも違って、洗練を必要とする「知的かつ優雅な行為」である。だからこそ、意地悪には人間関係を円滑にし、暴力的なエネルギーを昇華させる効果がある-。他者への罵詈雑言やヘイトスピーチといった、むきだしの悪意が蔓延する現代社会。橋本治は、その処方箋を「みなが意地悪になること」だとして、古今東西の例を挙げてその技術を具体的に解説する。読めば意地悪な人になりたくなる社会・文芸評論!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1講 意地悪とはなにか
  • 第2講 メリル・ストリープに学ぶ意知悪の意味
  • 第3講 樋口一葉は頭がいい
  • 第4講 紳士は意地悪がお好き
  • 第5講 紫式部に陰険さを学ぶ
  • 第6講 男と女はどっちが意地悪か
  • 第7講 悪を考える
  • 第8講 それで、この話はどうまとめればいいのだろう

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 いとも優雅な意地悪の教本
著作者等 橋本 治
書名ヨミ イトモ ユウガ ナ イジワル ノ キョウホン
シリーズ名 集英社新書 0899
出版元 集英社
刊行年月 2017.9
ページ数 228p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-08-720899-3
NCID BB24454863
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22951869
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想