兵器と大学

池内了, 小寺隆幸 編

学問が、純粋な好奇心や社会問題の解決、人々の幸福のためでなく、国家の進める軍事戦略や兵器開発に従属させられるような社会を、再び到来させてはいけない。そのような社会は民主主義にとっての危機であるとともに、学問の危機でもある。科学研究のパラダイム設定自体に軍事が深くかかわり、学問世界は浸蝕され、研究者の頽廃が進む。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 科学者のあり方
  • 第2章 戦後、科学者は軍事研究とどう向き合ってきたか
  • 第3章 防衛省の戦略
  • 第4章 大学改革にまとわりつく軍学共同
  • 第5章 米・「軍産複合体」と科学者
  • 第6章 独・軍学共同反対の運動
  • 第7章 「軍民両用技術」という甘い罠
  • 第8章 キャンパスから声をあげていく

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 兵器と大学
著作者等 小寺 隆幸
池内 了
書名ヨミ ヘイキ ト ダイガク : ナゼ グンジ ケンキュウ オ シテワ ナラナイカ
書名別名 なぜ軍事研究をしてはならないか
シリーズ名 岩波ブックレット No.957
出版元 岩波書店
刊行年月 2016.9
ページ数 88p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-00-270957-4
NCID BB22141754
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全国書誌番号
22799195
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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