奄美群島の自然史学

水田拓 編著

辺境の地、奄美から発信する、自然史研究の最前線。奄美群島。この亜熱帯島嶼域は、じつは世界に誇るべき生物多様性を有する生物学者にとっての"約束の地"だ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 奄美-その自然の概要
  • 中琉球の動物はいつどこからどのようにしてやってきたのか?-ヒバァ類を例として
  • 奄美群島固有のクワガタムシ類の自然史
  • 奄美群島における陸産貝類の多様化パターンと系統地理-沖縄との比較から
  • 奄美大島で発見されたカンコノキとハナホソガの絶対送粉共生
  • 居候して暮らす-南西諸島の干潟における共生二枚貝類の多様性
  • ところ変われば宿主も変わる-盗み寄生者チリイソウロウグモの宿主適応
  • しごく身近な野生動物-ヤモリ類の多様性と出現環境
  • オーストンオオアカゲラとノグチゲラ-奄美群島と沖縄島における固有鳥類の分類と保全について
  • トゲネズミ類の生息状況、とくにトクノシマトゲネズミについて-人との出会いと生物調査
  • 日本一かっこいいオットンガエルの生き様
  • ウケユリたんけんたい、奄美の森を行く
  • 交通事故は月夜に多い-アマミヤマシギの夜間の行動と交通事故の関係
  • 危機におちいる奄美群島の止水性水生昆虫たち-湿地環境の消失・劣化と外来生物の影響
  • 好物は希少哺乳類-奄美大島のノネコのお話
  • 奄美から世界を驚かせよう-奄美大島におけるマングース防除事業、世界最大規模の根絶へ
  • 外来哺乳類の脅威-強いインパクトはなぜ生じるか?
  • 奄美大島の生態系における微量元素(重金属類を含む)レベルと分布
  • 与論島の両生類と陸生爬虫類-残された骨が物語るその多様性の背景

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 奄美群島の自然史学
著作者等 亘 悠哉
北野 忠
城ケ原 貴通
宮本 旬子
小高 信彦
岩井 紀子
川北 篤
戸田 守
橋本 琢磨
水田 拓
深澤 圭太
渡邉 泉
細谷 忠嗣
苅部 治紀
荒谷 邦雄
馬場 友希
中村 泰之
亀田 勇一
塩野崎 和美
平野 尚浩
後藤 龍太郎
諸澤 崇裕
皆藤 琢磨
書名ヨミ アマミ グントウ ノ シゼンシガク : アネッタイ トウショ ノ セイブツ タヨウセイ
書名別名 亜熱帯島嶼の生物多様性
出版元 東海大学出版部
刊行年月 2016.2
ページ数 388p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-486-02088-2
NCID BB20658996
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全国書誌番号
22718462
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言語 日本語
出版国 日本

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