秋吉良人 著
『夢解釈』出版(一九〇〇)以前のフロイトが最も親しく手紙を交わしたヴィルヘルム・フリース。正教授職への道を閉ざされ学界でも受け入れられない若きフロイトはこのベルリンの耳鼻科医に自ら見た"夢"とそれについての考察を書き送った。二人の交流の記録を丹念にたどって当時のフロイトの特異な思考世界に分け入り、精神分析誕生の秘密をさぐるとともに従来軽視されてきたフリースのフロイトに対する影響を詳細に描き出す。
「BOOKデータベース」より
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