フランスという坩堝

ジェラール・ノワリエル [著] ; 大中一彌, 川﨑亜紀子, 太田悠介 訳

人権と平等の国フランスで、「移民」という現象は歴史的にどのように出現し、推移し、語られてきたか。国民国家の記憶と歴史記述のなかで長らく無視されてきた存在に光をあて、1988年の初版刊行以来、移民・外国人差別、脱植民地化の問題を論じる際の必須文献となった古典的研究。アナール派歴史学そのもののラディカルな認識論的問い直しから始まる、もう一つの「記憶」の歴史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 記憶の場ならざるもの
  • 第2章 カードと法典
  • 第3章 根こぎにされた人びと
  • 第4章 「フランスよ、おまえは私の根を傷つけた」
  • 第5章 三つの危機
  • 第6章 フランスの再構築
  • 結論 フランス革命二百周年祭にあたっての小論

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 フランスという坩堝
著作者等 Noiriel, Gérard
大中 一彌
太田 悠介
川崎 亜紀子
Noiriel G'erard
ノワリエル ジェラール
書名ヨミ フランス ト イウ ルツボ : ジュウキュウセイキ カラ ニジッセイキ ノ イミンシ
書名別名 LE CREUSET FRANÇAIS

一九世紀から二〇世紀の移民史
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 1032
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2015.9
ページ数 423, 71p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-588-01032-3
NCID BB19576602
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全国書誌番号
22653971
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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