新・台湾の主張

李登輝 著

台湾の民主化を成し遂げ、哲人政治家と称される著者は、台湾人は今こそ「日本精神」を顧みなければいけないと説く。日本統治時代の日本人が持っていたとされる「誠実」「勤勉」「奉公」「遵法」などを胸に、台湾との統一併合をめざす中国と対峙せよと語るのだ。ベストセラー『台湾の主張』から16年、92歳になった著者が、改めて日本と台湾への思いを著す。新渡戸稲造や後藤新平からの影響、農業経済学者としての活躍、台湾総統として抱いた志、中国の軍事膨張に対して示した毅然たる姿勢…。そして日台の今後を見据え、東アジアの平和のために進むべき道を説く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 日本精神に学ぶ(映画『KANO』のこと
  • 台湾近代化の基礎を築いた後藤新平 ほか)
  • 第2章 台湾民主化への道(台湾への帰国船での"騒動"
  • 「犬が去って、豚が来た」 ほか)
  • 第3章 新台湾人の時代へ(経験不足を露呈した民進党政権
  • 与野党の対立激化で政府機能が停止 ほか)
  • 第4章 日本と台湾の国防論(日本の集団的自衛権行使を歓迎する
  • なぜ人類は戦争を繰り返すのか-トルストイの箴言 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 新・台湾の主張
著作者等 李 登輝
書名ヨミ シン タイワン ノ シュチョウ
シリーズ名 PHP新書 967
出版元 PHP研究所
刊行年月 2015.1
ページ数 202p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-569-82364-5
NCID BB17844573
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全国書誌番号
22525074
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言語 日本語
出版国 日本
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