大震災20年と復興災害

塩崎賢明, 西川榮一, 出口俊一, 兵庫県震災復興研究センター 編

阪神・淡路大震災20年。復興に名を借りた新たな開発事業は「復興災害」である。「復興災害」の現実から東日本大震災の復興と、次なる巨大災害に備える!復興政策を被災者の救済、生活再建を中心に据え、少子高齢化、人口減少の成熟社会における多様なニーズを捉え、的確に対応できる「復興の仕組みづくり」こそが必要。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 検証-阪神・淡路大震災(高齢の被災者の健康や安心、そして幸福を脅かす「借上公営住宅」問題
  • 復興まちづくり事業のもたらす復興災害
  • 建築家の果たした役割 ほか)
  • 2 復興の備え-阪神・淡路大震災から東日本大震災へ(ボランティアの20年-神戸からの提言
  • 中間支援組織-さまざまな支援者、スタンスをつなぐ
  • 災害医療の体制はできているか ほか)
  • 3 災害多発社会への備え(現代技術都市と災害への備え
  • 牙をむく自然(多発する豪雨災害
  • 火山活動)
  • 宅地開発と都市計画 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 大震災20年と復興災害
著作者等 兵庫県震災復興研究センター
出口 俊一
塩崎 賢明
西川 栄一
西川 榮一
書名ヨミ ダイシンサイ ニジュウネン ト フッコウ サイガイ
シリーズ名 震災復興・原発震災提言シリーズ 6
出版元 クリエイツかもがわ
刊行年月 2015.1
ページ数 228,10p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-86342-154-7
NCID BB17729600
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全国書誌番号
22524758
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「市場経済」と「不動産価格」を破壊した新長田駅南地区再開発事業 谷本雅彦
「災害孤独死」とはなにか 田中正人
「終の住処」を守るたたかい 安田秋成
「週末ボランティア」の20年 東條健司
まちづくり協議会の苦悩 宮定章
ケミカルシューズ産業は復興したか 増田紘
ボランティアの20年 村井雅清
中間支援組織 青田良介
兵庫県震災復興研究センターの20年を振り返って 出口 俊一
出るも地獄残るも地獄 中村専一
区画整理がもたらす復興災害 宮定章
国際的枠組み 豊田利久
大切な災害時の私権保護制度 津久井進
宅地開発と都市計画 田結庄良昭
建築家の果たした役割 竹山清明
復興した神戸港は今 柳澤尚
復興公営住宅入居者と地域とのつながり 金持伸子
復興基金 青田良介
急がれる災害復興制度の確立 津久井進
新長田駅南地区再開発の実態 増田紘
新長田駅南地区再開発の現状と課題 出口 俊一
災害医療の体制はできているか 永井幸寿
災害対策基本法 山崎栄一
災害弔慰金法 永井幸寿
災害援護資金制度 岩田伸彦
災害救助法 永井幸寿
牙をむく自然/多発する豪雨災害 田結庄良昭
牙をむく自然/火山活動 田結庄良昭
現代技術都市と災害への備え 西川榮一
理不尽な「借上公営住宅」からの強制的退去 出口 俊一
生活再建か「創造的復興」か 武村義人
神戸港から見た輸入食糧 柳澤尚
神戸空港 髙田富三
福島・東日本の復興と再生可能エネルギー体系への転換 西川榮一
義援金 青田良介
被害額と復興財政 豊田利久
被災マンション復興過程の現実 若原キヌコ
被災患者・医療機関の復興 武村義人
被災者に寄り添う災害看護活動 永井幸寿
被災者台帳システムのさらなる普及を 山崎栄一
被災者支援法のこれまでとこれから 津久井進
阪神の教訓と東日本の復興 池田清
震災アスベスト 森裕之
震災障害者を生きる 岡田一男
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