言語変化という問題

E.コセリウ 著 ; 田中克彦 訳

「言語変化は諸言語の歴史におけることばの創造性の表れである」-コセリウ(1921‐2002)は、変化すること自体が言語の本質であり、変化することによって言語は言語であり続けると喝破した。ソシュールに始まる脱歴史の「科学主義」によって硬直した言語学を解放に導く挑戦の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 言語が変化するというあきらかな逆説。抽象的言語とその投影
  • 第2章 抽象的言語と具体的言語。歴史的に限定された「話す能力」としての言語。言語変化の三つの問題
  • 第3章 変化の合理性。改新と採用。音韻法則
  • 第4章 変化の一般的条件。体系的な決定要因と体系外的な決定要因。言語の伝統の安定性と不安定性
  • 第5章 歴史的問題としての言語変化。「発生的」説明の意味と限界
  • 第6章 原因による説明と結果による説明。言語変化に対する通時的構造主義のたちば。「目的論」的解釈の意味
  • 第7章 共時態、通時態、歴史

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 言語変化という問題
著作者等 Coseriu, Eugenio
田中 克彦
コセリウ E.
書名ヨミ ゲンゴ ヘンカ ト イウ モンダイ : キョウジダイ ツウジタイ レキシ
書名別名 SINCRONÍA,DIACRONÍA E HISTORIA

共時態,通時態,歴史
シリーズ名 岩波文庫 33-696-1
出版元 岩波書店
刊行年月 2014.11
ページ数 430p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-336961-6
NCID BB17159309
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全国書誌番号
22506216
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 スペイン語
出版国 日本
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