見てしまう人びと

オリヴァー・サックス 著 ; 大田直子 訳

幻覚とは外的現実がまったくないのに生まれる知覚、つまりそこにないものを見たり聞いたりすること。しかしサックスによれば、幻覚は狂気の徴候でも不名誉なことでもなく、それは他に類のないカテゴリーの意識であり、精神生活であるらしい。驚くべき、しかし人間のありようの根幹を伝える実例について共感をもって語る、サックス待望の医学エッセイ最新作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 静かな群衆-シャルル・ボネ症候群
  • 囚人の映画-感覚遮断
  • 数ナノグラムのワイン-においの幻覚
  • 幻を聞く
  • パーキンソン症候群の錯覚
  • 変容状態
  • 模様-目に見える片頭痛
  • 「聖なる」病
  • 両断-半視野の幻覚
  • 譫妄
  • 眠りと目覚めのはざま
  • 居眠り病と鬼婆
  • 取りつかれた心
  • ドッペルゲンガー-自分自身の幻
  • 幻肢、影、感覚のゴースト

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 見てしまう人びと
著作者等 Sacks, Oliver
大田 直子
サックス オリヴァー
書名ヨミ ミテ シマウ ヒトビト : ゲンカク ノ ノウカガク
書名別名 HALLUCINATIONS

幻覚の脳科学
出版元 早川書房
刊行年月 2014.10
ページ数 379p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-15-209496-4
NCID BB17043031
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22490687
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想