岡倉天心 著 ; 夏野広 訳
本名Okakura‐Kakuzoで英語で著された本書は、日露戦争の当時に米国で刊行された。日本における民族意識の高まりの過程を歴史的に論じ、東洋、殊に日本が育んできた思想や文化の独自性を述べる。西欧近代文明への懐疑を投げかけ、「近代」を超えうる「アジアの原理」の提示を試みる。天心の大きさ、偉才を伝える香り高い翻訳と併せて読まれたい。
「BOOKデータベース」より
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