科学のこれまで、科学のこれから

池内了 著

STAP細胞だけではない、国際的に頻発する論文不正事件の数々。多くの人々の生活をこわした原発事故も、科学・技術の暴走ということと切り離せない。私たちの好奇心を満たし、快適な生活をもたらすはずの科学が、なぜ、これほど異様になってしまったのか。もつれあう問題群をひもとき、これからの科学の方向性を提示する。近代科学の問い直し作業を進めてきた池内科学論のエッセンス。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 科学のこれまで(要素還元主義の科学
  • 「新発見」の過大な評価
  • 「役に立つ」科学への傾斜
  • 科学の国家への従属
  • 最近の科学の不正・疑惑事件
  • 科学の不正・疑惑事件の直接的な背景
  • 科学の終焉)
  • 第2部 科学のこれから(要素還元主義からの脱却
  • トランスサイエンス問題
  • 科学者の評価の視点を変える
  • オープンサイエンス)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 科学のこれまで、科学のこれから
著作者等 池内 了
書名ヨミ カガク ノ コレマデ カガク ノ コレカラ
シリーズ名 岩波ブックレット No.902
出版元 岩波書店
刊行年月 2014.6
ページ数 71p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-00-270902-4
NCID BB15669916
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22439291
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想