諷刺画家グランヴィル

野村正人 著

19世紀の視覚文化を体現した諷刺画家グランヴィル。観相学、骨相学の影響下、獣頭人間を使った政治や社会風俗を諷刺する肖像画や風俗画から、ロマン主義挿絵本、『寓話』『ガリヴァー旅行記』等の挿絵の制作にいたるまで、徹底して挿絵画家であり続けたのはなぜなのか?グランヴィルの作品世界を読み解き、出版・文化史的観点から考察する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 グランヴィルの生涯
  • 第1章 フランスの出版文化とその背景
  • 第2章 顔-内面を映す鏡
  • 第3章 政治諷刺の経験
  • 第4章 ラ・フォンテーヌ『寓話』の挿絵
  • 第5章 グランヴィルと『動物たちの私的公的生活情景』
  • 第6章 『もうひとつの世界』の挿絵
  • 終章 最後のグランヴィル
  • 補遺 蝉はどこに消えたのか-ラ・フォンテーヌの「蝉と蟻」

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 諷刺画家グランヴィル
著作者等 野村 正人
書名ヨミ フウシ ガカ グランヴィル : テクスト ト イメージ ノ ジュウキュウセイキ
書名別名 テクストとイメージの19世紀
出版元 水声社
刊行年月 2014.5
ページ数 418p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-8010-0029-2
NCID BB15572246
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全国書誌番号
22411999
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言語 日本語
出版国 日本
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