野村正人 著
19世紀の視覚文化を体現した諷刺画家グランヴィル。観相学、骨相学の影響下、獣頭人間を使った政治や社会風俗を諷刺する肖像画や風俗画から、ロマン主義挿絵本、『寓話』『ガリヴァー旅行記』等の挿絵の制作にいたるまで、徹底して挿絵画家であり続けたのはなぜなのか?グランヴィルの作品世界を読み解き、出版・文化史的観点から考察する。
「BOOKデータベース」より
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