近世の朝廷と宗教

高埜利彦 著

政権成立から幕末の王政復古に向かうまで、江戸幕府はいかに天皇・朝廷を統制していたのか。基本的な支配構造の確立、儀礼と秩序重視への幕府の政策転換、古代の先例への回帰指向など、変容する朝幕関係の実態を三期に時代区分して解明し、身分編成への影響も考察。祈祷や祭祀など、天皇・朝廷の保持してきた機能を幕藩制国家のなかに位置づける。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 近世の天皇と朝廷(江戸幕府の朝廷支配
  • 後期幕藩制と天皇
  • 「禁中並公家諸法度」についての一考察-公家の家格をめぐって
  • 近世門跡の格式)
  • 2 近世の宗教・地域社会・身分(江戸時代の神社制度
  • 近世の神社と地域社会
  • 富士参詣と御師
  • 私の身分的周縁論
  • 近世石山寺の開帳)
  • 3 近世通史における朝廷と宗教(十七世紀後半の日本-社会と文化
  • 十八世紀前半の日本-泰平の中の転換)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 近世の朝廷と宗教
著作者等 高埜 利彦
書名ヨミ キンセイ ノ チョウテイ ト シュウキョウ
出版元 吉川弘文館
刊行年月 2014.2
ページ数 477,7p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-642-03461-6
NCID BB14721169
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22364236
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想