「調べる」論 : しつこさで壁を破った20人

木村俊介 著

プロの資質としての「しつこさ」は、その調べ方に表れる。科学者、弁護士から、狂言師、漫画家まで、多様な職種の人に聞いた調査の実態は、意外に人間臭いものだった-。彼らがつかんだ「発見」とは。正解のない現実と向き合う構えとは。「調べる」という観点から、仕事のしんどさと光明を鮮やかに切りだしたインタビュー集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 調査取材で、一次資料にあたる
  • 第2章 「世間の誤解」と「現実の状況」の隙間を埋める
  • 第3章 膨大なデータや現実をどう解釈するか
  • 第4章 新しいサービスや市場を開拓する
  • 第5章 自分自身の可能性を調べて発見する
  • 終章 インタビューを使って「調べる」ということ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「調べる」論 : しつこさで壁を破った20人
著作者等 木村 俊介
書名ヨミ シラベルロン : シツコサ デ カベ オ ヤブッタ ニジュウニン
シリーズ名 NHK出版新書 387
出版元 NHK
刊行年月 2012.9
ページ数 277p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-14-088387-7
NCID BB10145011
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22144916
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
M&Aの仕事って、結構、人間臭いですよ 淵邊善彦
「ほんとうの話」がしたくて 木村 俊介
「偉そう」でないのが、聞き書きの魅力 木村 俊介
一五分間で一〇〇〇字を書かなければならない時もある仕事です 加藤弘士
一次情報を、引いた視点で集めたくて 鈴木智彦
世界初の調査ができても、意味を捉えるのが難しい 佐藤克文
人の肉声を使って歴史を記録する 木村 俊介
人の話は、評価しながら聞いてはならない 髙木慶子
同じ方針を取り続けたら、時代の変化がよくわかりました 国広正
営業の業務を調べなければならなかった 宮川淳一
少し前まで、日本に貧困は『ない』とされていたんです 阿部彩
情報の流通が、病気への誤解を深める場合もある 本田美和子
本当の話は、何回言っても嘘にならない 浅川芳裕
業界の常識を調べ、別の常識を作り上げた 北村明子
流れに逆らうと、非効率的なお金の使い方になる 佐々木融
現実の解決策は、面倒な作業の後にしか見つからない 本田由紀
知性の本質は、アウトプットに宿るもの 萱野稔人
私の役目は、企業が改革を進めるための触媒です 中田亨
罪深い取材をするからには、まっとうなものを書きたい 栗原俊雄
調査は、降りてくる瞬間に一気にまとまるもの 渡辺靖
調査や経験を、作品にまで高めるために 東風孝広, 田島隆
過去を調べなければ、美しさは生まれない 野村萬斎
選挙活動って、やっぱりいやなものでしたよね 出井康博
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