眼に映る世界 : 映画の存在論についての考察

スタンリー・カヴェル 著 ; 石原陽一郎 訳

不在の「現実」をスクリーンに映し出し、一つの世界を魔術的に出現させる映画というメディアは、二十世紀の歴史と思考に何をもたらしてきたか。その物理的・技術的基盤に注目しつつ、絵画・写真・演劇とは異なる映画そのものの本質を、モダニズムの美学批判的眼差しのもとに探究した映画理論の古典。バザン以後の問いを受け継ぎ、ドゥルーズ『シネマ』と双璧をなす名著、待望の邦訳。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 仲間たちをめぐる自叙伝
  • 視覚と音
  • 写真とスクリーン
  • 観客、俳優、スター
  • 類型的人物、シリーズ、ジャンル
  • 起源についての諸説
  • ボードレールと映画の神話
  • 軍人と女性
  • ダンディ
  • 神話の終焉
  • 映画のメディウムとメディア
  • 死すべきものとしての世界-絶対的年齢と若さ
  • 全体性としての世界-カラー
  • 自動性
  • 余論-いくつかのモダニズム絵画
  • 展示と自己言及
  • カメラの介入
  • テクニックの言明
  • 沈黙の認知

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 眼に映る世界 : 映画の存在論についての考察
著作者等 Cavell, Stanley
石原 陽一郎
カヴェル スタンリー
書名ヨミ メ ニ ウツル セカイ : エイガ ノ ソンザイロン ニ ツイテ ノ コウサツ
書名別名 THE WORLD VIEWED
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 973
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2012.4
ページ数 347,28p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-588-00973-0
NCID BB0895022X
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全国書誌番号
22106426
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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