翻訳の文学 : 東アジアにおける文化の領域

南富鎭 著

文学の翻訳がもつ政治性や文化性を究明し、東アジア(韓国・日本・中国)の錯綜する多様な文学・文化状況を比較の目線から皮膚感覚で伝える。東アジアの三ヵ国に在住し、各言語をこなす著者ならではの文学論、文化論の核心をなす。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 翻訳の文化("翻訳"の政治性-戦時期における朝鮮文学の翻訳をめぐって
  • 李孝石「落葉〓 〓〓〓〓(落ち葉を焚きながら)」における翻訳問題
  • 松本清張の朝鮮と韓国における受容
  • 松本清張と鳥居龍蔵-官学に対抗する不遇な在野学者像
  • 中国小学校教科書「語文」に見る朝鮮)
  • 第2部 文化の翻訳(島尾敏雄と慶州
  • つげ義春「李さん一家」
  • 朝鮮文学長編小説の日本語翻訳について
  • 三谷憲正『オンドルと畳の国-近代日本の"朝鮮観"』
  • 鎖国ノススメ-鬱病者の中国滞在記
  • 劉暁峰『日本的面孔(日本の素顔)』を読んで
  • 私の「焼津にて」)

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この本の情報

書名 翻訳の文学 : 東アジアにおける文化の領域
著作者等 南 富鎭
書名ヨミ ホンヤク ノ ブンガク : ヒガシアジア ニ オケル ブンカ ノ リョウイキ
出版元 世界思想社
刊行年月 2011.6
ページ数 286p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-7907-1530-6
NCID BB05919176
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全国書誌番号
21948294
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言語 日本語
出版国 日本
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