人間的自由の条件 : ヘーゲルとポストモダン思想

竹田青嗣 著

「国家」と「資本主義」の矛盾を克服し、その獰猛な格差原理を制御する新しい時代思想はいかにして可能か。ポストモダン思想をはじめとする二十世紀社会思想の対抗原理の枠組みが失効したいま、資本主義的自由国家の「正当性」をどう哲学的に基礎づけるか。カント、ヘーゲル、マルクスら近代哲学に立ち戻り現代社会の行き先を再検証する画期的論考。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 資本主義・国家・倫理-『トランスクリティーク』のアポリア(資本主義というアポリア
  • カントの「物自体」について
  • 未来の他者とは誰か ほか)
  • 第2章 絶対知と欲望-近代精神の本質(ヘーゲルと絶対精神の体系
  • コジェーヴのヘーゲル論と現代思想
  • 近代の人間本質-「他者の欲望」と「普遍的承認ゲーム」 ほか)
  • 第3章 人間的自由の条件(マルクス、「後方への回帰」
  • ヘーゲルとマルクス、「国家論」の発見
  • 「イデオロギー」というアポリア-アルチュセールとマンハイム ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 人間的自由の条件 : ヘーゲルとポストモダン思想
著作者等 竹田 青嗣
書名ヨミ ニンゲンテキ ジユウ ノ ジョウケン : ヘーゲル ト ポストモダン シソウ
シリーズ名 講談社学術文庫 2006
出版元 講談社
刊行年月 2010.8
ページ数 518p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-06-292006-3
NCID BB02937229
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21811990
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想