漱石はどう読まれてきたか

石原千秋 著

近代文学が一気に開花した明治後期、漱石文学はどのように評価されたのか。100年後の今も読み継がれる、その魅力とは何か。何万ともいわれる評論・論文のなかから、「個性的な読み」「画期的な読み」を厳選して、「定説を読み換える論」「文化的・歴史的背景に位置づける論」「小説の"なぜ"に答える、意味付ける論」に分類し、その醍醐味と意義を大胆に分析する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第一章 同時代評とその後の漱石論(小説家漱石のデビュー(明治三八年)
  • 最も豊饒な年だった(明治三九年)
  • いよいよ朝日新聞社入社(明治四〇年) ほか)
  • 第2章 単行本から読む漱石(赤木桁平『評伝 夏目漱石』
  • 夏目鏡子述・松岡譲筆録『漱石の思ひ出』
  • 小宮豊隆『漱石の藝術』 ほか)
  • 第3章 いま漱石文学はどう読まれているか(『吾輩は猫である』
  • 『坊っちゃん』
  • 『草枕』 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 漱石はどう読まれてきたか
著作者等 石原 千秋
書名ヨミ ソウセキ ワ ドウ ヨマレテキタカ
シリーズ名 新潮選書
出版元 新潮社
刊行年月 2010.5
ページ数 367p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-10-603659-0
NCID BB02216464
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全国書誌番号
21776477
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言語 日本語
出版国 日本
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