器量と人望西郷隆盛という磁力

立元幸治 著

幕末維新の立役者と讃えられ、多くの信望を集める西郷隆盛。しかしその実像には、無謬の英傑あるいは完璧な人格者とは言い難い一面もある。「無私と野心」「勁さと弱さ」「度量と狭量」など、一見矛盾とも思われるその内面や行動の二元性、相対性に着目。平板な英雄像を超えた人間西郷をあぶり出す。特に、南島での辛苦、故郷の山河との対話の日々など「野」の時期に光をあて、さらには、西郷が残した二百首に及ぶ詩を手がかりに、これまで語られることのなかった素顔に迫る。新たな西郷像を提示した渾身作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 無私と野心
  • 第2章 勁さと優しさ
  • 第3章 知と情
  • 第4章 度量と狭量
  • 第5章 君子と凡庸
  • 第6章 官と民
  • 第7章 忠心と逆心
  • 第8章 都塵と田園
  • 第9章 天の道、人の道

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 器量と人望西郷隆盛という磁力
著作者等 立元 幸治
書名ヨミ キリョウ ト ジンボウ サイゴウ タカモリ ト イウ ジリョク
シリーズ名 PHP新書 647
出版元 PHP研究所
刊行年月 2010.1
ページ数 254p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-569-77559-3
NCID BB00799951
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全国書誌番号
21708812
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言語 日本語
出版国 日本
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