ブラック・ボーイ : ある幼少期の記録  上

リチャード・ライト 作 ; 野崎孝 訳

Change!をうたう21世紀のアメリカ。だが1世紀前は?没後50年になる黒人作家ライト(1908‐60)が証す凄まじい貧困。南部に生まれた気性烈しい子供は、大人への妥協を拒み衝突を繰返す。叔父が殺され初めて人種を意識した事件、南部の苛烈な現実へのめざめを湛えた少年の眼。叙情とバイオレンス漂う自伝小説。

「BOOKデータベース」より

人種差別の問題を黒人の側から描き、アメリカ黒人文学を初めて世界的な地位にまで高めたリチャード・ライトの自伝小説。アメリカの深南部=ミシシッピー州の農場で働く小作人の子として生まれた少年時代を回想、極度の貧困と人種差別の痛苦に満ちた日々を、むしろ抒情的とも言える筆致で綴り、読む者の胸を打つ。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ブラック・ボーイ : ある幼少期の記録
著作者等 Wright, Richard
野崎 孝
ライト リチャード
書名ヨミ ブラック ボーイ : アル ヨウショウキ ノ キロク
書名別名 Black boy
シリーズ名 岩波文庫 32-328-1
巻冊次
出版元 岩波書店
刊行年月 2009.12
ページ数 361p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-323281-1
NCID BB00650153
BN02498939
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全国書誌番号
21704002
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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