思惟の道としての現象学 : 超越論的媒体性と哲学の新たな方向

新田義弘 著

学祖フッサール生誕150年で世界的に新たな展開をみせる現象学。そのわが国における第一人者が、構想の誕生から現代にまで至る哲学的思惟の変遷と深まりを通観、世界に先駆け提唱した「超越論的媒体性」概念を発展させ、西田幾多郎、井筒俊彦ら東洋思想を視野に入れつつ芸術・宗教の領域に肉薄する新たな生命の哲学を構想する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 超越論的媒体性とはなにか(方法の事象回帰の運動-フッサールの現象学のたどった道
  • 反省理論からの解放-自己意識の現象学の課題
  • 超越論的媒体性としての自覚)
  • 第2部 知の像性と生命性(知の像性と仮像の発生
  • 断想 他者と死
  • フッサールとハイデガーとのあいだ-「現象性」をめぐる問いの往還)
  • 第3部 知の帰属性と責任性(知の責任性と生の根本気分
  • 知の自証性と世界の開現性-西田幾多郎と井筒俊彦
  • 行為的直観の現象学的究明-芸術・宗教・哲学の交差域への問い)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 思惟の道としての現象学 : 超越論的媒体性と哲学の新たな方向
著作者等 新田 義弘
書名ヨミ シイ ノ ミチ ト シテノ ゲンショウガク : チョウエツロンテキ バイタイセイ ト テツガク ノ アラタナ ホウコウ
出版元 以文社
刊行年月 2009.12
ページ数 211p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-7531-0273-0
NCID BB00374056
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全国書誌番号
21693428
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言語 日本語
出版国 日本
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