再発見夏目漱石 : 65の名場面で読む

出口汪 著

いつか全作品を読んでみたい。けれども、きっかけがつかめない。夏目漱石について、多くの人はそう思っている。現代文のカリスマ講師として名を馳せた著者は、「今だからこそ、忘れられた漱石が必要とされ、その文章が生き生きと甦る」と力説する。漱石を読めば、現代人の心のありようを新しい視点から捉え直すことができる、というのだ。生と死、愛と孤独、宗教と罪、正気と狂気…。現代のわれわれをとりまく切実なテーマが漱石作品にはあり、漱石は現代が直面する危機を誰よりも早く見抜き、警鐘を鳴らしていたのだ。漱石は遠くにいる作家ではなく、すぐそこにいる。そんな実感を与えてくれる、とっておきの読書ガイド。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はじめに 封印されてしまった漱石
  • プロローグ
  • 第1部 自分はどこにいるのだろうか
  • 第2部 愛と情欲
  • 第3部 引き裂かれた自己
  • 第4部 狂うということ
  • 第5部 魂の救済
  • 果たして人には真の救済が可能なのか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 再発見夏目漱石 : 65の名場面で読む
著作者等 出口 汪
書名ヨミ サイハッケン ナツメ ソウセキ : 65 ノ メイバメン デ ヨム
シリーズ名 祥伝社新書 171
出版元 祥伝社
刊行年月 2009.9
ページ数 244p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-396-11171-7
NCID BA91446491
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21647861
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想