宮崎莊平 著
「王朝の二大才媛」として、長いあいだ並び高く評価されてきた紫式部と清少納言。だが、大正デモクラシーの嵐が吹き荒れる近代、突如として清少納言ひとりのみが、不当な非難にさらされた。『青鞜』および、平塚らいてうが脚光を浴びる中でたち現れた「新しい女」というあり方、そして「新しい女」への苛烈な集中砲火。時代風潮ゆえに清少納言が遭遇した"受難"の季節を明らかにし、フェミニズム問題の行方を問いかける。
「BOOKデータベース」より
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