化粧する脳

茂木健一郎 著

人は無意識のうちに、他者の「顔」からその心を読みとっている。人間は中身であると言いながら、見た目の美しさに魅了されたり、内面を外見から類推したりしている。顔は心の窓であり、見た目は対人コミュニケーションの鍵なのだ。化粧を通じた画期的な研究によって、自分の見た目を装うことの重要性が明らかになってきた。鏡に映る自分を見つめ、形作っていくことは、他者の視点から自己を見つめることにつながる。そして、そのことが社会的知性を育む。人は誰もが外見を装い、内面にも化粧をして生きている。化粧を通じた新しい知見から、人間の本質が見えてくる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 顔は口ほどにものを言う(顔とコミュニケーション)
  • 第2章 化粧は鏡であり、窓である(化粧の脳科学)
  • 第3章 美女と野獣(美の進化論)
  • 第4章 饒舌と沈黙のあわい(秘密を抱く女は美しい)
  • 第5章 そして世界は、明るくなった(メタ認知と自己批評)
  • 鏡や化粧を通した自己認知(恩蔵絢子)
  • 特別座談会 「化粧を生きる」という視線

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 化粧する脳
著作者等 茂木 健一郎
恩蔵 絢子
書名ヨミ ケショウスル ノウ
シリーズ名 集英社新書 0486G
出版元 集英社
刊行年月 2009.3
ページ数 189p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-08-720486-5
NCID BA8952030X
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全国書誌番号
21565124
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言語 日本語
出版国 日本
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