芹沢一也 著
過剰な不安が不幸な社会を招く!凶悪犯罪から子どもの安全を守るため、監視カメラや防犯パトロールなど、いたるところに防犯システムが張りめぐらされている。だが、人の生命が犠牲になるような事件は、まったく増えてなどいない。変わったのは、ありもしない「治安悪化」に怯え、過剰なセキュリティを求める社会のあり方である。実体のない不安が厳罰意識を肥大化させ、誰もが不審者とされる相互不信を招いている。
「BOOKデータベース」より
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