「三国志」漢詩紀行

八木章好 著

古来より、中国の詩人たちは『三国志』を題材として多くの詩詞を残しています。それは曹操の「短歌行」であったり、曹植の「野田黄雀行」、王粲の「七哀の詩」、社甫の「蜀相」であったりします。また、蘇軾の有名な「赤壁の賦」や諸葛亮の「出師の表」などもあります。本書は『三国志』の歴史舞台を名文の詩詞で訪ね、新たな文学的興趣を引き出そうとするものです。また、漢詩の基礎知識や『三国志』関連の諸々の資料にもページを割き、勇壮な『三国志』世界を堪能するものです。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1話 白骨、平原をおおう-戦禍のルポルタージュ
  • 第2話 憂いを解くはただ酒あるのみ-覇者曹操の気概
  • 第3話 豆は釜中にありて泣く-貴公子曹植の苦難
  • 第4話 遙かに想う、千古風流の人物-赤壁の古戦場
  • 第5話 東風、周郎のために吹かざれば-杜牧の詠史詩
  • 第6話 天下の計、老臣の心-杜甫の孔明讃歌

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「三国志」漢詩紀行
著作者等 八木 章好
書名ヨミ サンゴクシ カンシ キコウ
シリーズ名 三国志 0482D
三国志演義 0482D
集英社新書 0482D
出版元 集英社
刊行年月 2009.2
ページ数 190p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-08-720482-7
NCID BA8903811X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21553642
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想