本覚坊遺文

井上靖 著

師千利休は何故太閤様より死を賜り、一言の申し開きもせず従容と死に赴いたのか?弟子の本覚坊は、師の縁の人々を尋ね語らい、又冷え枯れた磧の道を行く師に夢の中でまみえる。本覚坊の手記の形で利休自刃の謎に迫り、狭い茶室で命を突きつけあう乱世の侘茶に、死をも貫徹する芸術精神を描く。文化勲章はじめ現世の名誉を得た晩年にあって、なお已み難い作家精神の輝きを示した名作。日本文学大賞受賞作。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 本覚坊遺文
著作者等 井上 靖
書名ヨミ ホンカクボウ イブン
シリーズ名 講談社文芸文庫 いH4
出版元 講談社
刊行年月 2009.1
ページ数 233p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-06-290036-2
NCID BA88517412
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21532021
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想