椎名麟三と〈解離〉 : 戦後文学における実存主義

尾西康充 著

椎名麟三の生まれ、労働運動を通しての獄中体験、拷問そして、「解離性障害」との闘いの中、ドフトエフスキー、キリスト教との出会い。その人生を詳細に辿り、椎名が信仰を抱くことにより作品を書き続けるなかで、「解離性障害」を克服し自己再生をしたことを明らかにした書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 椎名麟三の初期小説(「焔の槍」
  • 「霊水」「家」「四」
  • 「境界線上の恋」)
  • 2 椎名麟三の実存主義小説(「深夜の酒宴」
  • 「重き流れのなかに」
  • 「深尾正治の手記」
  • 「永遠なる序章」
  • 「赤い孤独者」
  • 「邂逅」)
  • 3 椎名麟三の自伝的小説(「自由の彼方で」
  • 「美しい女」
  • 「運河」)
  • 4 椎名麟三小論(椎名麟三と雑誌「作家」
  • 戦時下の椎名麟三-「或る生の記録」
  • 椎名麟三と田村泰次郎-「深夜の酒宴」と「肉体の門」)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 椎名麟三と〈解離〉 : 戦後文学における実存主義
著作者等 尾西 康充
書名ヨミ シイナ リンゾウ ト カイリ : センゴ ブンガク ニ オケル ジツゾン シュギ
出版元 朝文社
刊行年月 2007.6
ページ数 298p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-88695-199-1
NCID BA82318810
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全国書誌番号
21266206
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言語 日本語
出版国 日本
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