東 文彦【著】
若き三島由紀夫が敬愛した夭逝の作家-東文彦。昭和十五年末より、東の病没する昭和十八年十月まで、戦時下の文学的青春を共有し、さらには自刃の一ヵ月前に本作品集の「序」を執筆するという機縁に結ばれた二人。病床で書き上げられた作品は、苦痛に充ちながらも、静かで透明な抒情をたたえ、三島をして戦時下のもうひとつのヒロイズムといわしめた。伝説の作品集がいま文庫で甦る。
「BOOKデータベース」より
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