「異説」もうひとつの川中島合戦 : 紀州本川中島合戦「川中島合戦図屏風」の発見

高橋修 著

今回発見された「屏風絵」には、通説とは違って謙信・信玄が川の中に馬を乗り入れ、共に太刀を振るう姿が描かれている。さらに細部を検証すると、白兵戦の中で、謙信側の一人の武将が、悠然と陣を構えている姿がある。この屏風絵の中でも、別格扱いの武将は一体誰か?その武将の子孫が、後に紀州徳川家に軍学者として仕官し、殿様・頼宣のもとで、通説とは異なる上杉勝利の「屏風絵」を作ったという。通説が正しいのか?紀州本「川中島合戦図屏風」の説が正しいのか。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 紀州本「川中島合戦図屏風」を読み解く(不思議な「川中島合戦図屏風」
  • 一騎打ち図像から典拠を探す)
  • 第2部 軍師から軍学者へ、宇佐美一族の虚と実(謙信軍師・宇佐美定行の発見
  • 親子の軍学者、その正体を暴く)
  • 第3部 殿様と軍学者の「戦国合戦研究」(紀州の殿様と軍学者が取り組んだこと
  • 殿様はなぜ戦国合戦を「研究」させたのか?
  • 「越後流軍学」の末路)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「異説」もうひとつの川中島合戦 : 紀州本川中島合戦「川中島合戦図屏風」の発見
著作者等 高橋 修
書名ヨミ イセツ モウ ヒトツ ノ カワナカジマ カッセン : キシュウボン カワナカジマ カッセンズ ビョウブ ノ ハッケン
シリーズ名 新書y
出版元 洋泉社
刊行年月 2007.3
ページ数 197p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-86248-126-9
NCID BA81330570
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全国書誌番号
21204937
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言語 日本語
出版国 日本
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