定家百首・雪月花(抄)

塚本邦雄 著

戦後、リアリズム至上の伝統歌壇に激震を起した前衛歌人の中でも歌と詩論両輪の異才で光芒を放つカリスマ塚本邦雄。非在の境に虚の美を幻視する塚本は自らの詩的血脈を遡行、心灼かれた唯一の存在として宿敵・藤原定家を見出す。選び抜いた秀歌百首に逐語訳を排した散文詞と評釈を対置、言葉を刃に真剣勝負を挑む「定家百首」に加え、『雪月花』から藤原良経の項を抄録。塚本邦雄の真髄を表す二評論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 帝家百首-良夜爛漫
  • 雪月花-絶唱交響(抄)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 定家百首・雪月花(抄)
著作者等 塚本 邦雄
書名ヨミ テイカ ヒャクシュ セツゲツカ ショウ
シリーズ名 講談社文芸文庫
出版元 講談社
刊行年月 2006.10
ページ数 287p
大きさ 16cm
ISBN 4061984578
NCID BA78796502
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全国書誌番号
21119060
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言語 日本語
出版国 日本
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