三浦明博 著
フライフィッシャーである江戸川乱歩賞作家が詐欺の世界に毛鉤を打ち込む。へそ曲がりの孤独な料理人・木之下は渓流釣りに出かけた山奥で、三人の人間に出会う。飄々とした老人、偏屈な美少女、いわくありげな若い女。彼らは「人助け」に木之下の釣り師としての腕と知恵が必要だという。狙う魚は、老人を喰い物にする男前の詐欺師-。騙すつもりが騙されて、虚々実々の駆け引きの幕があがる。
「BOOKデータベース」より
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