幾度目かの最期 : 久坂葉子作品集

久坂葉子 著

今も惜しまれる元祖天才文学少女、その青春の光と影-。十八歳の時書いた作品で芥川賞候補となり、そのわずか三年後に、列車に身を投げた久坂葉子。名門の出という重圧に抗いつつ、敗戦後の倦怠と自由の空気の中で、生きることの辛さを全身で表わすかのように、華やかな言動の陰で繰り返される自殺劇…。遺書的作品「幾度目かの最期」を中心に、神話化された幻の作家の心の翳りを映す貴重な一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 四年のあいだのこと
  • 落ちてゆく世界
  • 灰色の記憶
  • 幾度目かの最期
  • 鋏と布と型
  • 南窗記

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 幾度目かの最期 : 久坂葉子作品集
著作者等 久坂 葉子
書名ヨミ イクドメカ ノ サイゴ : クサカ ヨウコ サクヒンシュウ
シリーズ名 講談社文芸文庫
出版元 講談社
刊行年月 2005.12
ページ数 294p
大きさ 16cm
ISBN 406198425X
NCID BA74700181
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全国書誌番号
20958705
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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