経世論の近世

上安祥子 著

公共性の確立へと"思考=志向"された歴史。社会に氾濫する人々の欲望、そこから立ち上げられる公共性への思考=志向(intention)を、近世思想の構造のなかに読み解く意欲作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 欲望の行方(倫理と欲望-藤原惺窩の思想
  • "公共"への欲望-山鹿素行の思想
  • 私情から至情への交通-古義学の"公共"概念)
  • 第2部 分岐する「道」の志向(荻生徂徠の選択-政治と倫理の関係性
  • 荻生徂徠『政談』の社会空間-「めんめんこう」の意味世界と伝本校異
  • "馴致"する「道」-太宰春台の思想)
  • 第3部 関係性の位相(本居宣長における"公共"世界-「自然の神道」にみる主体性と関係性
  • 政治と思想の間-松平定信の経世論における転回
  • 水戸学の"構造"-祭・政・教)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 経世論の近世
著作者等 上安 祥子
書名ヨミ ケイセイロン ノ キンセイ
出版元 青木書店
刊行年月 2005.11
ページ数 269, 6p
大きさ 22cm
ISBN 4250205347
NCID BA74530478
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20945857
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想