腎臓放浪記 : 臓器移植者からみた「いのち」のかたち

澤井繁男 著

二十代、人工透析。三十代、腎臓移植。四十代、移植腎の不全・人工透析再開。五十代、腹膜透析。ルネサンス研究者である著者は、若くして腎臓を病み、以後肉体の理不尽に翻弄されつつ、いのちの"再生"を我がこととして、生きてきた。そこで直面した生と死、身と心のかたちとは?抽象的な「身体」でなく、生身の「肉体」を軸に、当事者の立場から"いのち"の倫理を考える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 腎臓移植を受けた者として(臓器移植体験者として
  • 移植された臓器が死んだ日 ほか)
  • 第2章 透析・移植医療あれこれ(摘出されなかった移植腎
  • 体験者無視の不毛さ ほか)
  • 第3章 「からだ」を見つめて(肉体の仮称性-身心と心身
  • 毀形-「異状」という「生」 ほか)
  • 第4章 他者からの視線(身障者の保険加入を拒む「病歴」
  • 理不尽、その正逆 ほか)
  • 第5章 「いのち」に向き合う(仏教者の視点
  • 「こころ」と向き合う ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 腎臓放浪記 : 臓器移植者からみた「いのち」のかたち
著作者等 沢井 繁男
澤井 繁男
書名ヨミ ジンゾウ ホウロウキ : ゾウキ イショクシャ カラ ミタ イノチ ノ カタチ
シリーズ名 平凡社新書
出版元 平凡社
刊行年月 2005.11
ページ数 189p
大きさ 18cm
ISBN 4582853005
NCID BA74222964
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全国書誌番号
20963992
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言語 日本語
出版国 日本
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