サド侯爵あるいは城と牢獄

澁澤龍彦 著

城とは裏返しにされた牢獄であり、牢獄とは裏返しにされた城である-著者は、日本へのサド紹介と再評価に尽力するなかで、城と牢獄が象徴する意味を極めて現代的な視点で解き明かす。サド侯爵の思想と、その思想が巻き起こす「事件」を論じた第一章のほか、第二章ではボルヘスやコクトーを、第三章では稲垣足穂、滝口修造など東西の芸術に関する論考を併載する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 城と牢獄
  • サドの論理
  • サド侯爵とジャンヌ・テスタル事件
  • サドとマゾッホ-種村季弘『ザッヘル・マゾッホの世界』を読む
  • 精子派としてのサド
  • フランス版『サド侯爵夫人』について
  • 惑星の運行のように-ルノー/バロー劇団『サド侯爵夫人』を見て
  • ラコスト訪問記
  • ラウラの幻影
  • ポルノグラフィーをめぐる断章〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 サド侯爵あるいは城と牢獄
著作者等 渋沢 竜彦
書名ヨミ サド コウシャク アルイワ シロ ト ロウゴク
書名別名 城と牢獄
シリーズ名 河出文庫
出版元 河出書房新社
刊行年月 2004.10
ページ数 228p
大きさ 15cm
ISBN 4309407250
NCID BA68991261
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全国書誌番号
20675386
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言語 日本語
出版国 日本
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