雷桜

宇江佐真理 [著]

江戸から三日を要する山間の村で、生まれて間もない庄屋の一人娘、遊が、雷雨の晩に何者かに掠われた。手がかりもつかめぬまま、一家は失意のうちに十数年を過ごす。その間、遊の二人の兄は逞しく育ち、遊の生存を頑なに信じている次兄の助次郎は江戸へ出、やがて御三卿清水家の中間として抱えられる。が、お仕えする清水家の当主、斉道は心の病を抱え、屋敷の内外で狼藉を繰り返していた…。遊は、"狼少女"として十五年ぶりに帰還するのだが-。運命の波に翻弄されながら、愛に身を裂き、凛として一途に生きた女性を描く、感動の時代長編。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 雷桜
著作者等 宇江佐 真理
書名ヨミ ライオウ
シリーズ名 角川文庫
出版元 角川書店
刊行年月 2004.2
ページ数 383p
大きさ 15cm
ISBN 404373901X
NCID BA66590634
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全国書誌番号
20561407
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言語 日本語
出版国 日本
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