国連改革 : 「幻想」と「否定論」を超えて

吉田康彦 著

イラク戦の戦前戦後を通じて、国連はその存在意義を根底から問われ続けた。紛争の世紀を二一世紀に持ち越さぬようにと期待された国連は、このまま立ち往生を余儀なくされるのか。国連広報官、IAEA(国際原子力機関)広報部長などを務めた著者は、国連への「幻想」を排し、その実態を直視しながら、国連とその関連機関のあるべき今日的な姿を浮き彫りにしていく。これからの日本が国連とどう関わるべきかを探る、格好の入門書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 米国のフセイン政権打倒は国際法違反
  • 第2章 「国連」と日本・日本人-「連合国」との不幸な出会い
  • 第3章 「安保理」改革の現状と課題
  • 第4章 「平和のための原子力」の半世紀-NPT体制とIAEAの役割
  • 第5章 世銀・ユネスコ・WHO-「専門機関」は独立王国
  • 第6章 ユニセフ・難民・人間開発-「付属機関・補助機関」の優等生たち
  • 第7章 地球市民社会とグローバル・ガヴァナンス-二一世紀の世界機構
  • 第8章 日本の国連外交と日本人職員の課題

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 国連改革 : 「幻想」と「否定論」を超えて
著作者等 吉田 康彦
書名ヨミ コクレン カイカク : ゲンソウ ト ヒテイロン オ コエテ
シリーズ名 集英社新書
出版元 集英社
刊行年月 2003.12
ページ数 254p
大きさ 18cm
ISBN 4087202240
NCID BA64939510
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20541080
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言語 日本語
出版国 日本
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