日本国憲法とは何か

八木秀次 著

占領時代の世界観にもとづいてつくられた日本国憲法。それは我が国の憲法として、もはや限界を迎えている。本書は、条文の背後にある政治哲学を捉え直し、そこに秘められた意図を暴く。GHQの起草者たちを魅了したスターリン憲法、昭和二十一年に結ばれた社会契約、そして世界連邦構想の下で盛り込まれた第九条…。新しい事態に非現実的な解釈で対応せず、真正面から規定を改めるべきである。保守主義を堅持する若手論客が、日本国憲法に流れる思想の系譜を解き明かし、その本質を浮き彫りにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 憲法とは何か
  • 第2章 日本国憲法の功罪
  • 第3章 日本国憲法の系譜
  • 第4章 イギリス立憲君主制とコモンロー-ロックの「誤算」
  • 第5章 独立宣言と合衆国憲法-伝統の「断絶」から「継承」へ
  • 第6章 フランス革命と人権宣言-ペインとルソーの「社会契約」
  • 第7章 明治憲法にみる日本の国柄
  • 第8章 マッカーサー草案と日本国憲法
  • 第9章 諸問題に対する考え方
  • 第10章 改憲すべきはどこか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本国憲法とは何か
著作者等 八木 秀次
書名ヨミ ニホンコク ケンポウ トワ ナニカ
シリーズ名 PHP新書
出版元 PHP研究所
刊行年月 2003.5
ページ数 245p
大きさ 18cm
ISBN 4569628397
NCID BA61903007
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20403154
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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