寺嶋秀明, 篠原徹 編著
いかなる人間集団も、エコロジーのベースとしてのサイエンスをもつ。すなわち、みずからの生きる世界を認識し、彼我の関係をうち立て、よりよく生きるための知の体系である。この意味におけるエスノ・サイエンスは、分解され抽象化され、形骸化した知ではない。人間の生とともにあり、種々の行為を通じて統合された形であらわされる知である。本書では、さまざまなフィールドにおいて、人々の肉体・作品・生活・生態をとおして具体的に語られる知の体系を提示する。
「BOOKデータベース」より
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