脳死と臓器移植法

中島みち 著

たとえ脳死と宣告されても、心臓が鼓動をきざみ、肌は温かいのに治療を止めるのは忍びない。他方、一日千秋の思いで臓器の提供を待ちわびる患者たち。その両者の立場と痛みを知る著者はまた、日本における、いわゆる脳死立法の波乱の十余年を終始ウォッチし関わってきた。法の見直しが叫ばれる今、改めて、一九九七年に制定された臓器移植法の理念と、その成立までの対立点を明確にし、真の患者のプライバシーとは何か、日本人の死生観とは何かを問う。

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[目次]

  • 序章 ドナーカードを書く前に
  • 第1章 脳死立法までの道のり
  • 第2章 「死体」という言葉
  • 第3章 参議院での逆転
  • 第4章 家族を失うということ
  • 第5章 情報開示とプライバシー
  • 第6章 法の見直しについて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 脳死と臓器移植法
著作者等 中島 みち
書名ヨミ ノウシ ト ゾウキ イショクホウ
シリーズ名 臓器の移植に関する法律
文春新書
出版元 文藝春秋
刊行年月 2000.11
ページ数 214p
大きさ 18cm
ISBN 4166601407
NCID BA49316738
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全国書誌番号
20128857
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言語 日本語
出版国 日本
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