語彙・語法の新研究

佐藤武義 編

[目次]

  • 古代日本語における古い語彙と新しい語彙の比較研究の可能性
  • 蜻蛉日記における文脈依存の暦日について
  • 源氏物語のウレシとカナシ-情意形容詞の統語情報の整理
  • 平安和文以降のト型副詞について
  • 神田本白氏文集における付訓の記載位置について
  • 『小右記』『御堂関白記』における接頭語「相(アイ)」-記録体資料における接頭語「相(アイ)」
  • 土井本太平記における「接頭辞ウチ+動詞」の意味
  • 『蒙求抄』の二部構造を利用した敬語概観
  • 意志推量の助動詞の用法から見た近松世話浄瑠璃の文体
  • 芭蕉発句における格助詞ガ・ノの用法〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 語彙・語法の新研究
著作者等 佐藤 武義
書名ヨミ ゴイ ゴホウ ノ シンケンキュウ
出版元 明治書院
刊行年月 1999.9
ページ数 438p
大きさ 22cm
ISBN 4625421179
NCID BA43458988
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20001688
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「のうてんき」の意味・表記について 新野直哉
「ような(みたいな)ものだ」「というものだ」の表現構造 : 「形式」「実質」峻別への疑問、再論 揚妻祐樹
「モダリティ」とは何もの? : いわゆる表現類型に関わるモダリティをめぐって 大木一夫
「一読三歎当世書生気質」に現われる語について : 「日本国語大辞典」の用例の問題なども見ながら 増井典夫
「和英語林集成」初版「和英」「英和」両部における語形のゆれ : 清濁の母音の長短について 菊池悟
「小右記」「御堂関白記」における接頭語「相(アイ)」 : 記録体資料における接頭語「相(アイ)」(1) 後藤英次
「居直る」の語史 小野正弘
「蒙求抄」の二部構造を利用した敬語概観 鎌田真俊
「雄馬」の語史 : コマの歴史的位置を中心に 小林隆
リギンズ日本語会話書の標準日本語 金子弘
九州における一・二段活用の五段化 : 「口語法」からGAJへ 彦坂佳宣
古代日本語における古い語彙と新しい語彙の比較研究の可能性 安部清哉
国語学から見た「訓訳示蒙」と「訳文筌蹄」 村上雅孝
土井本太平記における「接頭語ウチ+動詞」の意味 近藤明
尊敬と侮蔑の「形容詞」 浅田秀子
平安和文以降のト型副詞について 漆谷広樹
意志推量の助動詞の用法から見た近松世話浄瑠璃の文体 矢島正浩
感動詞の写すもの 佐藤稔
新しい方言の価値 : 1990年代 佐藤和之
方言比喩語の動機付けの傾向 : 馬鈴薯・どくだみ・すみれ・春蘭を例として 半沢幹一
歌語「風立つ」考 佐藤 武義
源氏物語のウレシとカナシ : 情意形容詞の統語情報の整理 田中牧郎
神田本白氏文集における付訓の記載位置について 柴田雅生
置賜方言からみたフベン(不弁)の分布と歴史 遠藤仁
芭蕉発句における格助詞ガ・ノの用法 神戸和昭
蜻蛉日記における文脈依存の暦日について 室井努
語構成要素の多義性と語の多義性(2) 斎藤倫明
近藤清春画作狂歌絵本の東国語的文法特徴 佐藤貴裕
阪倉篤義の「語構成論」 石井正彦
青森市方言の順接仮定条件表現の形式と用法の整理 : 録音文字化資料を用いた方言文法記述の試み 三井はるみ
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