科学とオカルト : 際限なき「コントロール願望」のゆくえ

池田清彦 著

19世紀、錬金術などの秘術でしかなかった「オカルト」は「再現可能性」と「客観性」という二つの公共性を獲得して「科学」になった。そして今、科学は極端に難解化して普通の人には理解不能となる一方、現代オカルトは「かけがえのない私」探しの魅力的なアイテムとなった。科学で説明できることとできないことは何か?科学で得られない答はオカルトによって得られるのか?人はなぜオカルトに走るのか?際限なき「原理への欲望」と「コントロール願望」という共通項から、「科学」とその影であり鏡でもある「オカルト」の関わりとゆくえを解き明かす刺激的論考。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 科学の起源とオカルト
  • 第2章 オカルトから科学へ
  • 第3章 科学の高度化とタコツボ化
  • 第4章 科学が説明できることと説明できないこと
  • 第5章 心の科学とオカルト
  • 第6章 現代社会とオカルト
  • 第7章 カルトとオカルト
  • 第8章 科学とオカルトのゆくえ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 科学とオカルト : 際限なき「コントロール願望」のゆくえ
著作者等 池田 清彦
書名ヨミ カガク ト オカルト : サイゲンナキ コントロール ガンボウ ノ ユクエ
シリーズ名 PHP新書
出版元 PHP研究所
刊行年月 1999.1
ページ数 206p
大きさ 18cm
ISBN 4569604439
NCID BA39654508
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全国書誌番号
99055084
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言語 日本語
出版国 日本
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