自分を壊す子どもたち

宮川俊彦 [著]

子どもの自殺は依然として続き、青少年による犯罪は凶悪化、尖鋭化の方向を示している。社会との繋がりを実感できず、自分を理解してくれない他者への怒りを膨張させ、満たされることのない空白感を抱えたまま、自分の内面を壊していく子どもたち。彼らが時に外に向けて示す感情は、過激にねじれた自己表現の様相を呈する。子どもたちの心に直接ふれる作文教育の現場で、彼らの本音と向き合ってきた著者が、壊れていく子どもたちの心の深層に迫り、救済の道を説く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 自分を消してゆく子どもたち
  • 第2章 死への逃避行
  • 第3章 心なき心への報復
  • 第4章 600万の自殺予備軍
  • 第5章 復讐としての自殺
  • 第6章 少年事件の続発と対応

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 自分を壊す子どもたち
著作者等 宮川 俊彦
書名ヨミ ジブン オ コワス コドモタチ
シリーズ名 角川文庫
出版元 角川書店
刊行年月 1997.11
ページ数 214p
大きさ 15cm
ISBN 4041958032
NCID BA36715435
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全国書誌番号
98054385
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言語 日本語
出版国 日本
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