内発的発展論

鶴見和子, 川田侃 編

21世紀を目前にしたわれわれの地球は、生態系破壊、貧困・飢餓、核・戦争の脅威などに象徴されるような、極めて深刻な危機の中にある。本書は、このような地球的規模の諸問題が、西欧型「近代化」の負の集積に起因することを明らかにしながら、この「近代化論」にとって代わることのできる新しい発展の道を、「地域」から発想しながら追究した、意欲的研究書である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 内発的発展論とは何か(内発的発展論の起源と今日的意義
  • 内発的発展論の系譜
  • 新国際秩序と第三世界知識人-世界危機への対応能力としての知的創造性
  • 非西欧的方法論の試み)
  • 第2部 内発的発展を探る-その条件と実際的展開(開放定常系と生命系-江戸時代の水土思想からみた現代エントロピー論
  • ラテンアメリカの歴史的特質と内発的発展
  • 内発的発展の模索-東南アジアNGOs・研究者の役割との関連で
  • 地縁技術と地域自立運動-南アジアからの事例
  • アジアにおける内発的発展の多様な発現形態-タイ・日本・中国の事例)

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この本の情報

書名 内発的発展論
著作者等 川田 侃
鶴見 和子
書名ヨミ ナイハツテキ ハッテンロン
出版元 東京大学出版会
刊行年月 1989.3
ページ数 268p
大きさ 20cm
ISBN 4130501003
NCID BN03280419
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全国書誌番号
89034856
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言語 日本語
出版国 日本
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