イギリス親権法史 : 救貧法政策の展開を軸にして

川田昇 著

本書は、イギリスにおける親権の観念の変遷に関してこれまで公表した論文から構成されている。

「BOOKデータベース」より

博士論文;博士論文

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

[目次]

  • 第1章 救貧法政策における家族の承認
  • 第2章 労働者の家族責任の高揚と救貧法からの追放
  • 第3章 新救貧法と家族政策の転換-教区徒弟制度の清算
  • 第4章 新救貧法における児童処遇と親権
  • 第5章 救貧法児童の福祉の増進
  • 第6章 救貧法上の親権剥奪制度の成立
  • 第7章 児童保護における親と国家
  • 補章 一九二六年イギリス養子法の成立-なぜ養子制度の採用が遅れたかをめぐって

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次 / p5
  • はしがき / p1
  • はじめに / p1
  • 第一章 救貧法政策における家族の承認 / p10
  • 一 エリザベス救貧法における児童の処遇と貧民家族 / p10
  • 二 児童の自助の強調と酷使 / p25
  • 三 貧民家族の法的承認とその保護 / p40
  • 第二章 労働者の家族責任の高揚と救貧渋からの追放 / p56
  • 一 マルサスの家族責任論 / p56
  • 二 教区徒弟の保護と家族意識への配慮 / p70
  • 三 救貧法廃止論と家族責任 / p82
  • 四 労働者家族の救貧法からの追放 / p97
  • 第三章 新救貧法と家族政策の転換-教区徒弟制度の清算- / p114
  • 一 新救貧法と家族 / p114
  • 二 教区徒弟制度の形骸化 / p129
  • 三 教区徒弟制度改革とその家族政策上の意味 / p142
  • 第四章 新救貧法における児童処遇と親権 / p155
  • 一 新救貧法下の児童処遇原則 / p155
  • 二 院外救済児童の教育措置と親権 / p174
  • 三 院外救済児童の義務教育化の実現-親権介入への嚆矢 / p187
  • 第五章 救貧法児童の福祉の増進 / p204
  • 一 福祉増進への胎動 / p204
  • 二 ナッソウ・シニア夫人の報告書と児童の福祉の躍進 / p214
  • 第六章 救貧法上の親権剥奪制度の成立 / p229
  • 一 親権剥奪制度採用の背景 / p229
  • 二 親権剥奪制度の導入 / p245
  • 第七章 児童保護における親と国家 / p257
  • 一 国家の家族介入の許容 / p257
  • 二 「国家の児童」 / p270
  • 補章 一九二六年イギリス養子法の成立-なぜ養子制度の採用が遅れたかをめぐって- / p287
  • 一 はじめに / p287
  • 二 家産・家門の継承のための養子の利用 / p291
  • 三 老後扶養および労働力補給のための養子 / p298
  • 四 養子の障害としての救貧法上の児童処遇 / p309
  • 五 養子制度の児童保護手段としての利用 / p314
  • 六 良子法成立の諸前提 / p325
  • 索引(人名/議会制定法、法案および主要命令/議会文書/判例) / p1

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 イギリス親権法史 : 救貧法政策の展開を軸にして
著作者等 川田 昇
書名ヨミ イギリス シンケンホウシ : キュウヒンホウ セイサク ノ テンカイ オ ジク ニ シテ
出版元 一粒社
刊行年月 1997.2
ページ数 331, 4p
大きさ 22cm
ISBN 4752702568
NCID BN16151736
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
98034699
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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