デイヴィッド・グロスマン 著 ; 千本健一郎 訳
世紀の握手に始まった中東和平。しかしイスラエル国内に住むパレスチナ人には、今も和平の恩恵はまったくない。「イスラエル人」として認められながら、公然とした日常的差別を受けて孤立する彼らは、いったいなにを考えているのか?和平から置き去りにされた不安。占領地で闘う同胞への羨望と憎しみ。二流市民として扱われることへの諦めと憤り。「国内で自治を」の願い-。みずからのユダヤ人としての全存在をかけて彼らと対話し、イスラエル国家の軋みをあぶりだした、渾身のルポルタージュ。
「BOOKデータベース」より
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